レスキューの新しい形(模索中)
今日は、行政からの依頼でレスキューに行ってきました。
飼い主さんが、脳溢血で倒れ入院したが、家族の連絡先もわからない上に、家の中に犬が3匹いて吠えるし入れない
(わんこがいることに気が付いたのが昨日らしく・・おばあちゃん入院からもう1週間…)
ボランティア等探したが、すべて断られたらしく、電話があったので、急きょお迎えに行ってきました。
まず病院で、おばあちゃんの容態 意思の疎通ができるか等を聞き・・できる状況ではないので、家に入れる状態になったら親族の連絡先を探す~~~と言う説明と、犬を預かる料金や親族がいない場合の処遇等の確認をし
一応おばあちゃんにも挨拶をし (意思の疎通はできない状況でしたが・・
おうちへ・・
区役所の担当者と打ち合わせをし、同じく預かりに関する条件等を話しイザ家の中へ・・
とりあえず、ご飯を食べさせて落ち着かせる・・
家の中は・・相当すごい状況でした・・
(一週間分の汚物や・・・それ以外の散らかり方もすごいよ・・)
と言うか・・すでに認知症だったんじゃないか・・? と言う状況(家の中に外犬用の犬小屋が3つもあるしね・・・)
ちょっと怯えていましたが、無事確保
名前が分からないので とりあえず しろちゃん 一番人懐っこいですね。
兄弟だと思うけど ブチちゃんと ビビりまくりの子が ビビちゃん と名前を付けて
おばあちゃんが飼っていたためか、かなりおとなしい子たちでした。
ただ、急におばあちゃんがいなくなり、1週間外にも出れず、ご飯もない状態だったので、知らない人が家に入ろうとすると吠えていたんじゃないかなーと・・・
今回のケースの場合、これから行政や病院が親族等を調べ、それからこの子たちをどうするのか? と言う話になりますが、まずは、何よりもおばあちゃんの容態回復が一番で、シロちゃんブチちゃん、ビビちゃんの3匹がうちに慣れてくれることが二番ですね。
今日のケースは、これから動く予定の老犬ホーム協会のレスキュー案の条件にぴったりの案件でした。
最初から家族が分かっていた場合でも、ペットがいた場合、保健所で長期間預かってはくれないので、殺処分になるか、里親を探す(里親を探すといっても探す間だれが管理するの? 見つからなかったら? 本当は手放したくない)っていう問題もあるので、とりあえず退院するまでや、家族との連絡が付くまで、の対処に対応するものは必要だと思います。
ボランティアさんも、動物を管理するにはお金が必要なわけで、一円にもならないかもしれないわんこをホイホイと預かることはできないと思うんですよね・・行政が預かれば税金が使われるわけですし・・
そんな時に、預けやすい料金で、長期間きちんと面倒を見てくれる老犬ホームが全国にあれば、飼い主もペットとお別れせずに、治療やリハビリを頑張ってまた一緒に過ごせるようになると思っています。
“レスキューの新しい形(模索中)” に対して1件のコメントがあります。
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とても素晴らしい活動だと思います。
こんな時、離れて暮らしている親族がいても、どうしたら良いかわからないと思うし。。。
トップさんに声をかけられた行政の方も、よくぞここにたどり着きました!って、
褒めてあげたいくらいです。
老犬ホームも少しずつ増えてきて、老犬を預かると言うこと以外にも
幅広い形での活動が始まりそうですね。
シロちゃん・ブチちゃん・ビビちゃん、トップさんで楽しく過ごしてね。