日々の様子

自由とリスクと料金の関係・・・

とある老犬ホームが、年末年始のペットホテルの子を逃がしてしまったようで結構な問題になっていますね・・

うちにもその流れでブログとツイッター見られてるようなので、うちの状況等を書いておこうかと思います。

その前に・・・

自由とリスクと料金の関係って難しいんですよね・・

うちにも、ペットホテル・動物病院だと閉じ込めっぱなしにされるから!っていう理由でのホテルの利用が増えてきて、若い子の預かりが増えたこともあり、昨年秋からペットホテルの料金を値上げしました。
そうなると、『今まで安かったのになんで値上げ!?老犬みたいに手はかからないでしょう?』と言われますが、

短期で預かる元気なわんこが一番扱いが難しいんです。

フル介護の子は別として、かなり老衰が進んでいる(弱っている)子は、喧嘩するリスクも少ないですし、脱走するリスクも少ないです。
元気な子は・・ドッグランから脱走するリスクも考えなければいけませんし、他の事喧嘩をするリスクもあります。
そういうことを考えると、普通のショップや動物病院のようにケージに入れっぱなしで、散歩にだけ連れていく と言うのが一番安全なんです・・ ケージに入らない子も多いので、ケージに入れる際に噛まれるリスクもありますし・・

長期の子たちは、それぞれの性格を見て、喧嘩をしないグループでチームを組んで、ストレスがない(嫌がらない)寝床を用意すれば、毎日のお世話は楽になるので、一日単価は安くても合うんですよね・・

うちは、犬舎併設の運動場は出しっぱなしにもするので

1m70cmの高さのフェンスにしています。 隣との喧嘩でケガもしないように目の細かい網にしています。

でも、これでもよじ登って逃げる子もいるんです・・(過去に三頭よじ登って外に出ました・・ まー危ない感じがするときは、さらにロングリードを付けているので逃げだすまでには至ってませんが・・)


大型犬は、足がかからないような立ての格子です。 チワワクラスは抜ける広さですが、こっちは中型以上専用。


室内の元気なわんこ達の部屋も、1m70cmの高さのフェンスで囲っています。

ただ・・こうなると

感がすごくて、嫌がられるんですよね・・

そこで、タイトルにつけた、自由とリスクの関係なんです・・

ドッグランも、本来は2mクラスのフェンスにしたいところなんですが、ドッグランを2mのフェンスで囲うと、

もうね・・・

猛獣の檻ですよ・・

ただ、絶対に逃げ出さないようにするには2m位いるんです・・

でも、それだと見た目が絶望的に悪いので、うちは1.2メートルほどのフェンスにしています・・
長く居る子や、老犬は脱走できないので、掃除の間はここで自由にして、その間に掃除をします。

で・・脱走しそうな子は


こんな感じで、ドッグランの真ん中でワイヤーにつなぎます。

これも、短期で預かりの子は、喧嘩のリスクがあるので、他の子と一緒にはできないし、もしもがあるのでずっと見張っていないといけないんですよね・・
となると、そこに人が要る訳で‥
その人件費等考えると、短期の元気な子の方が高くも割らないとあわなかったりするんですよね・・

まー高級ペットホテルだと、人も多いので、快適環境と広々空間を提供できますが、一泊1万円以上しますよね・・
どのあたりがベストなんだろう・・・

自由とリスクと料金の関係・・・” への1件のフィードバック

  1. クリをお願いしたのは見学して犬の事に熟知してらして老犬のケアも細かなお世話と環境を整えてらっしゃると思ったからです。
    それまでクリをお願いしていた犬の訓練所、私の愛犬が利用する普通のホテルや動物病院のホテルには絶対できないレベルだと思ってましたが、このお話を伺ってまだまだ思っている以上のケアと環境を考え整えてあるとあらためてわかりました。
    犬舎のフェンスの問題はとても納得しました。(私が犬を預ける時に一番心配なのは脱走です。義父の犬クリは元気な大型犬なので当然ですが私の犬も元気なオスの中型犬なので脱走しようと思えば想定外のことでもやってのけるのでフェンスの檻感はむしろ安心ですが。)いろいろな状態の犬達に合わせて考えなければいけないので大変ですよね。
    面会の時に垣間みる緒方社長、会長さんの犬の扱いや犬の習性を読んで先にケアされる様子を何度も見ました。スタッフの皆さんも面会に行くと日頃の様子を教えてくださるのですが、よく見ていてくださるな、と思います。でもいちばん根本にあるのはお二人やスタッフの方達の犬や猫への愛情だとよく分かります。特に会長の ”立っている気持ちになるマシーン” あれは最高です♪優しい気持ちが溢れてます。
    トップのみなさんが一頭一頭をよくわかってらして可愛がっていらっしゃるのがいつも分かります。
    それにお手伝いしてくださるお子さん達も!
    いつもありがとうございます。
    遅れましたが、
    どうぞ今年も宜しくお願いいたします。(長くなってすみませんでした)

コメントは受け付けていません。