動物病院の選び方・・

犬の業界は、人間の業界と違い、ルールや基準というものがかなりあいまいです。(コラムでも書いてますが・・)

動物病院も例外ではなく、先生によっての腕(技術)の差や、きちんとした説明(インフォームドコンセント)等々、かなりの差があります。

高齢犬を飼っている方だと、頻繁に動物病院へ行く機会も多くなると思いますが、そんなときに注意してほしいのが、

『わかりやすく、時系列的に老化・病気の説明をしてくれる』

病院を選ぶことです。

効くか効かないか分からないサプリだけ進められたり、現状の説明はほとんどなく『お薬出しておきますねー』だけの病院だったら、セカンドオピニオンで病院を変えることをお勧めします。

なんでこんなブログを書こうかと思ったのかというと・・
基本的には、獣医さんを悪く言うつもりはないのですが、今日ワンちゃんをお預けに来られた方のケースで

ここ数日、かなり夜中吠えるようになったので預かってほしい(夜泣きですね)という依頼だったのですが、

うちに来て、すぐにおしっこが出ていない&血尿 という事に気が付きました。 何度も何度もおしっこのそぶりをするものの、ポタポタと数滴落ちるだけです・・(しかも血尿)

この状況で、尿道結石を疑ったのと、全く出ない(ほんの数滴)という状況のため、一度病院へ行き、石を動かせるのか?手術でなければ方法がないのか? 等々、見てもらった方がいいと判断したんです。 そのまま預かると、下手をすると明日の朝までに膀胱が破裂してしまう可能性もあるためです。
もう一つは、尿道結石で痛くて吠えている可能性があるので、治ればまたおとなしい子に戻る可能性が高い という判断でした

が! 一度連れて帰られ、病院へ行ったものの・・ エコー等で検査して・・『あー尿道結石ですねー』 で終わり・・

 尿道結石はもうわかっているから、緊急で手術しなければいけないのか、おしっこが出るようになる方法があるのかが知りたい・・といった飼い主の話も聞かず、結石の種類のチェックもせず・・
なぜか、サプリメントと、抗生剤を処方して終わり・・

わんこの場合、結石にも種類があり、多いのはストルバイト結石 という種類ですが、シュウ酸カルシウム結石 等々種類が違えば、お薬も違うし、全く効かないときもあるので、ちゃんと調べないといけないんですが、そういった事も調べず・・ 結石が溶けるサンプルをどっちも渡して、『効きそうなのを試してみて・・』

と言われてんです・・という感じで、夜前にまた連れてこられました・・

久々に、こんなひどい獣医さんがまだいるのかと怒り心頭です・・

うちで、尿を少しでも出してあげようとカテーテルも入れてみましたが、完全に尿道に詰まっているようで、カテーテルも入らず・・ という事は膀胱はパンパンになっていくのでずっとほおっておけば、膀胱破裂で死亡という事も起きるんですよね・・

わんこをお預かりして、慣れる前に病院へ行って、押さえつけて検査や手術するより、飼い主様が今までのかかりつけ医で処置をしてもらう方が、わんこにとってもストレスがないと思ってこういった措置をとりましたが、検査費用だけ掛かって何もなく追い返されるという事態とは・・ 明日朝から、うちのかかりつけ医に走りますが、本当に残念な気持ちです。

まーこんなこともあるので、普段から、きちんと説明してくれる先生を探しておかなければいけませんね。

と・・また長い書き物になってしまった・・・

今日は、小さい子たちの写真を撮ったものの、夜の見回り後の様子を


監視カメラの、暗視モードもいろいろ設定があるのでいじっていたら、真っ暗闇でもこんなに見えるんですね。

クロちゃんたちが、うろうろしているのがはっきりわかりますね。
赤外線に映りにくい白色のりゅうのすけ君はあまり映っていませんね・・


しんたろう君は・・おなか周りはさわられるとかなり嫌がりますね・・ 薬を飲んでいるのに全くご飯を食べないので流動食を飲んでいますが、絶対量が足りないので、どうしていこうかねーと思案中です。

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