動物愛護のむずかしさ

先日、熊本のある地域の包括支援センターから相談があり

おばあちゃんが緊急入院し

わんこが家の中に取り残されているけどどうしたらいい?

という相談がありました。

・・・・・・・

ん・・・

んん・・・?

3月の北九州の時と同じ状況ですね・・

詳しく話を聞いていくと、全く同じ状況で、

・生活保護世帯でお金はない
・頼れる親族はいない(どこまで本当にいないのかわかりませんが・・)
・犬は手放したくないから里親や保健所は嫌だ・・

と、全く同じ状況で・・・

手が打てないとの事でした・・

ここで難しいのが、こういった状況の時に取れる方法がないと言う事です。

老犬ホームを保健所の2次引受先として機能できるように促進していますが、あくまで飼い主が利用料金を払うことが前提であり(老犬ホームを知ってもらう事が処分を減らすことの一役を担うという考え方)、無料で預かり始めたら、既存のお客様との整合性が付かなくなるのと、無料で預けたいという依頼でたぶんいっぱいになってしまうと思いますし

保健所や動物愛護センターも、無料で預かりだしたら、うちもお金がないから預かってくれ‼‼のオンパレードになってしまうと思うんですよね・・

まーうちも、前回の北九州の件でかなり懲りたので(行政側のいい加減さに・・)、『料金が払える確約がないと動けません』という態度で話をすることしかできなかったので、かなりもやもやが残ってしまいましたが

ほんと、この問題は難しいなーと思います。

言い方が難しいのですが、どういう状況であれ、飼い主がもしもの時にきちんとお世話をしてくれる人を見つける(知人・家族・ショップやホーム)
満足に飼えない環境では飼わない

というのが飼い主としての最低限のルールだと思うのですが、犬も人も高齢化が進んだことで、様々な問題が出るようになってきましたね・・

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